リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends)に登場する、「ジリアン」のストーリーや種族、他のキャラとの関係などをまとめました。
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ジリアン-Zilean

時の番人
| 種族 | 人間 |
| 性別 | 男性 |
| 生まれ | イカシア/ |
| 現在の地域 | ジリアンの塔(時間軸の外) |
シュリーマのキャラクター
故郷を救うため

LoL世界でも数少ない時間魔法を完全に操る魔導師であり、故郷を滅ぼした虚空との戦いを終わらせる方法を、何千年もの時を旅しながら探し続けています。
イカシアで生まれる
ジリアンは古代国家イカシアに生まれました。幼い頃から天才的な魔術師で、
- 元素魔法
- 現実世界の法則
- 時間
などを研究していました。特に彼は「時間だけは誰にも逆らえない」という考えに取り憑かれ、生涯をかけて時間魔法の研究を始めます。
イカシア評議会の一員になる
成長したジリアンは、イカシアを治める賢者・哲学者・魔術師たちによる評議会の一員になります。
しかしその頃、イカシアでは
- シュリーマ帝国への不満
- 独立運動
が激しくなっていました。
禁断の力「虚空(ヴォイド)」が解放される
しかし評議会は、シュリーマに勝つため虚空(Void)を利用するという禁断の選択をします。ジリアンは最後まで反対しました。しかし誰も耳を貸さず、虚空が解放されます。
結果、虚空は制御不能となり、すべてを飲み込み始めました。これがイカシア崩壊です。

時間を止め、塔ごと世界から切り離す
滅亡寸前、ジリアンは最後の手段を使います。巨大な時間魔法によって自分の塔そのものを時間の流れから切り離したのです。塔の中にいた、学者/市民/書物/遺産すべてが「時間が止まった状態」になります。世界から見れば、塔だけが永遠に”一瞬”へ閉じ込められました。
時間の支配者になる
この事故によって、ジリアン自身だけは時間の牢獄から自由になりました。
彼は
- 過去
- 現在
- 未来
を自由に行き来できる存在になります。しかし、塔の中の人々だけは未だ止まったまま。ジリアンは「必ず救う」と決意します。
未来で見た世界の終わり
時間を旅する中で、ジリアンはさらに恐ろしい未来を見ます。それは虚空がルーンテラ全体を滅ぼす未来でした。故郷だけではなく、世界そのものが終わる未来でした。彼は「まず世界を救わなければ、イカシアも救えない」と考えるようになります。
現在
現在のジリアンは、あらゆる時代を旅しながら
- 虚空を止められる英雄
- 世界を救う可能性
- イカシアが滅ばない未来
を探し続けています。彼にとって、数千年という時間も「ほんの一瞬」に過ぎません。
他のキャラクターとの関係
ジャックス

ジリアンとジャックスは直接交流したことはないものの、生き残った数少ないイカシア人の一人です。
ジリアン-キャラクター
ジリアンはかつてはイカシアの強力なメイジだったが、故郷がヴォイドに破壊されるのを目撃して、時の流れに執着するようになった。壊滅的な喪失を嘆く暇すら与えられなかった彼は、未来のあらゆる可能性を予言しようと古代の時空魔法を使った。実質的に不死身となったジリアンは過去と現在と未来の狭間を漂うようになり、自身の周囲の時間の流れを捻じ曲げながら、時計を巻き戻して壊滅したイカシアを元に戻す方法を探し続けている。
ストーリー
イカシアはどこまでも荒れ果てた呪われた土地であるが、昔からそうだったわけではない。かつては豊かで多様な文明が栄え、古のメイジキングの末裔である善良なるアクサマクによって治められていた。しかしシュリーマ帝国の勢力が大陸に広がると、平和共存を呼びかけるアクサマクの声は無視され、彼の軍は超越者である神将率いる軍勢に敗北を喫した。
この敗北によってイカシア人の誇りは傷つけられたが、多くの者はこれを互恵的な関係を築く好機だと考えた。帝国の自治管轄領となることを受け入れたイカシアの民は、政権の移り変わりの監視役として、著名なメイジや哲学者、立法者を集めて統治評議会を設立した。
帝国による支配が九世紀近く続いた後、ジリアンという名の青年が評議会の一員に加わった。物理世界の実相に対する深い知識を持つエレメンタルメイジである彼は、偉大なるイシュタルのユンから、ファライの天文術師に至るまで、数多くの偉人たちの下で学んだ経験を持っていた。
ジリアンはごく少数の者にしか未だ把握しきれていない、物質世界に存在するある一つの要素を極めようと心に決めていた。
時間である。
時間とは、万物に普遍的に付きまとうものである。あの強力な神将たちですら、時間の流れには逆らえない…シュリーマの文化において誰よりも崇拝されている彼らでさえ。
政界の一員となったジリアンには、イカシアの民の間でくすぶっている不満が以前よりもはっきりと認識できた。帝国きっての英雄や名高い指導者、革命的な思想家が何人かイカシアから輩出されていたが、そのいずれも「超越の儀式」を受けることはよしとされなかった。評議会は遠く離れた皇帝に幾度となく嘆願書を提出したが、太陽の円盤に近付くことは理由もなく断られた。彼らの対応を見る限り、イカシアの民が対等に扱われることはまずないようだった。
ジリアンは憤りを募らせていたが、仲間内で分離独立が大っぴらに話されるようになると彼はそれを憂慮した。ジリアンは根っからの愛国主義者であったが、超越者の軍勢を相手に反乱を起こしたとしても、イカシアの民は自ら破滅を招くだけだと分かっていた。外交による解決策を求め、ジリアンは大使として近隣のカーリークやカルドゥガ、イシュタルへと赴き、交友関係の広かった彼は友人たちにイカシアと共に戦ってくれるよう頼み込んだ。
しかし、みな一同にこう答えた。「シュリーマに逆らうつもりはない」反乱を起こすつもりならイカシアの民だけでやってくれ、と。
故郷に戻ったジリアンは、評議会が新たなメイジキングの戴冠を決めたと聞いて衝撃を受けた。彼らは嬉しそうに息を弾ませながら、古の禁じられた力——イカシアの勝利を約束できるほど強大な力を発見したとジリアンに話した。
それはヴォイドの力だった。
彼はいつものような理性的で賢明な同胞の姿を探し求めたが、人々の目にはただ狂気だけが浮かんでいた。ジリアンは悲嘆に暮れ、それと同時に、この忌まわしい力が解き放たれるくらいなら故郷の革命が失敗した方がましだと考えた。
しかし、ジリアンが最も恐れていた事態は現実となる。ヴォイドが戦場に放たれた途端、メイジたちはその力を制御できなくなり、イカシアの命運は尽きてしまった。
彼が首都から退避しようとしたそのとき、大地が激しく揺れ、建物が次々と倒れ、この世のものとは到底思えない恐怖の存在が深淵から次々と飛び出してきて、恐怖に怯える民を追い詰めた。
このままでは逃げ場を失った何百、何千もの罪なき命が失われてしまう。ジリアンは必死の思いで、できる限り多くの者を自らの塔に避難させると、不可能と思われた奇跡を起こした。
塔を時間という概念から完全に切り離したのだ。
持てる力を使い果たし、冷たい床に倒れ込んだジリアンの目の前に、ぴたりと固まって動かなくなった人々の姿があった。ヴォイドも動きを止めていたが、それは塔の壁の内側だけで、先ほどまでイカシアがあった塔の外にはもはや何も存在していなかった。
ジリアンは何十年もかけて時間の謎や因果関係を理解しようと努めたが、彼が自由に行き来できるのは、この偶然発生した異常な事象の内側のみに限られているようだった。避難させた人々は確かに助かったが、彼にはどうすれば自分が作りだしたこの状態を元に戻せるのか、それが分からなかった。深い瞑想と、自ら発明した複雑な装置を用いることで、彼は「今」という瞬間につながる過去と現在の糸を探り当てられるようになり、そして少しずつその糸に沿って時間を行き来する方法を習得したジリアンは、「未来」を探し求めるようになった。その未来にたどり着けば自分の努力はすでに報われているはずなのだ…
だがそうしているうちに、彼は真の脅威を発見してしまった。万物の終焉という脅威を。それはルーンテラに待ち受ける完全なる破滅 だった。
ジリアンは今や事実上全ての場所に存在していたが、それでもこの世界に何らかの変化をもたらし、知られざる運命を揺り覚ましてしまうことの重大性を彼はよく理解していた。二つの運命は両立せず、大抵はより危険な結果を招くことになるだろう。だがおそらく同胞を救う方法を見つけさえすれば、破滅も免れられるかもしれない。
問題は、そのために彼は何を犠牲にするのか、ということだ。
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