リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends)に登場する、「カミール」のストーリーや種族、他のキャラとの関係などをまとめました。
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カミール-Camille

スチールシャドウ
| 本名 | カミーユ・フェロス |
| 種族 | 人間(サイボーグ) |
| 性別 | 女性 |
| 生まれ | |
| 現在の地域 |
ピルトーヴァーのキャラクター
表の歴史に裏の補助線を

カミールは、ピルトーヴァー名門「フェロス家」の筆頭諜報員。一族の利益と都市秩序を法の外側から守る、外交官・情報屋・処刑人を兼ねた影の番犬です。体はヘクステック義肢(刃脚・鋼糸・精密関節)とヘクステック心臓による強化人間となっています。
名門の娘が“家の刃”になるまで
カミールは交易と発明で財を成したフェロス家に生まれ、幼い頃から交渉術と剣術、潜入・暗号解読まで叩き込まれました。
一族はピルトーヴァーとゾウンのグレーな取引にも関わっており、法廷や評議会に出す前に裏側で火種を消す役が必要でした。彼女は自ら望んで身体の一部を機械化。まず脚部・感覚器を強化し、やがてヘクステック心臓の移植にまで踏み切ります(効率と冷徹さを優先した“決別”)。
影の外交官/外科的な秩序の維持
カミールの任務は「事件になる前に因果を切る」こと。買収、脅迫、書類一枚の差し替えから、標的の“永続的無力化”まで手段は選びません。
法の番人(執政や保安官)と正面衝突は避けつつ、街の歯車が止まらないよう最適解を取る――それが彼女の正義です。ゾウンのケム・バロンたちとも利用できるなら利用する現実主義で、ピルトーヴァーの表の歴史に裏の補助線を引き続けていました。

一族との軋轢と“ヒトであること”
家を率いるのは弟(当主)で、家の利益と都市の秩序が衝突する局面では、兄妹の判断が割れることもしばしばありました。心臓を機械に替えたことで情緒の起伏は薄くなっていましたが、彼女はそれを「迷いを捨てるための代償」と受け入れています。
現在のカミール
ピルトーヴァーとザウンをまたぐ“見えない橋”として、今日も最小限の介入で最大の安定を生むことを是とする。標的が“都市の歯車”を止める危険と判断すれば、壁面を走り、鋼糸で絡め、刃脚で仕留める――それだけ。
それでも時折かつての温かさの残滓が揺らぐ、カミールの物語は、効率と人間性の綱引きでもあります。
他のキャラクターとの関係
フェロス家(当主=弟)

守る対象にして最大のプレッシャー源。利益最優先の決定に、彼女が秩序側の歯止めになることもあります。
ケイトリン、ヴァイ等


ピルトーヴァーの保安側です。表の法執行のため協調していますが、カミールは裏でも一族のために行動しているため緊張のはざまで動いています。
カミール-キャラクター
フェロス一族のエレガントな主席スパイであるカミールは、法の及ばぬ領域で活動するために機械の体になった。彼女の使命はピルトーヴァーというシステムと、内包するゾウンがスムーズに動作し続けるよう保つことにある。正確無比で適応力に富む彼女は、雑な手際は恥ずべき汚点とみなしている。その身にまとう刃にも劣らない鋭い意志で、己の能力を極めるためにヘクステック技術による身体拡張を繰り返すカミールを、もはや女性ではなく機械なのではないかと考える者も多い。
ストーリー
フェロス一族は犠牲の必要性について理解している。
一族はその富のほどんどを、シュリーマに棲む生物種、ブラカーンから採集される希少なクリスタルを通じて手に入れた。これらのヘクスクリスタル、通称「ファーストクリスタル」には、通常であれば魔法能力を持って生まれた者だけが持ち得る力が秘められていた。その探索の最初期にカミールの曾祖伯母が腕を一本失ったことから、彼女の犠牲にちなんでフェロス家の家訓が作られた。「一族のため、我は捧ぐ」
ブラカーンは限りのある資源であったため、カミールの一族は採集したクリスタルを増殖しなくてはならなくなった。ケミテックとルーン錬金術へのいわゆる“影の投資”を行ったフェロス家は、力は劣るが入手が簡単な合成へクスクリスタルを作ることができるようになった。
しかし、そこには弊害もあった──合成クリスタルの製造は、ゾウンの灰色の靄の大きな原因の一つであると昔から噂されているのである。その上、フェロス一族はスパイ行為や脅迫、そして殺人を通してこの貴重な商品の専売特権を我が物とし、ゾウンにおける生産を確保して、ピルトーヴァーの絢爛たるブルーウィンド・コートにおける地位を維持していたのだ。
フェロス一族の当主の子供として生き残ったなかで最年長であるカミールは、あらゆる教育を受けて育った。最高の教師陣を持った彼女は、外国語を複数習得し、チェロヴィーナの腕前はコンサートマスターの域にまで到達した。またカミールは、オーディン峡谷で発掘調査をする父親を補佐しながら古代シュリーマ語の読み書きも学んだ。
伝統的に、年下の子息の一人が一族の主席スパイになり、当主と共にどんな手を使ってでも一族の繁栄を維持するため働くという使命を負う。しかし、カミールの弟ステヴァンは虚弱体質だったため、カミールが代役を務めることとなった。彼女がさらなる訓練を受け、戦闘、諜報、尋問に熟達していく様子を、弟は羨ましそうに見ていた。
カミールが25歳の時、彼女と父親は実入りのいい一族の企業秘密を盗もうとする、身体拡張を施したゾウンの暴漢たちに襲われた。カミールの父親はそのときの負傷が原因で命を落とし、その心痛から母親もほどなくして亡くなった。一族の当主となったステヴァンは、強力な指導者として力を示すことに躍起になり、一族が行っていたヘクステック身体拡張の研究を、これまでの二倍の規模に拡大した。
一年間の喪が明けた後、ステヴァンはシュリーマの沿岸都市ベル=ジャン出身の若く才能あるクリスタル加工職人、ハキム・ナデリを一家の熟練工の頭として就任させるよう手配した。
カミールは、自らの肉体の限界を超えた力を得るために、自身にヘクステック身体拡張を施すようハキムに依頼した。ハキムはカミールと出会った瞬間に恋に落ち、二人は拡張の準備とシュリーマ砂漠に関する深夜の語らいを通じて、絆を育んでいった…そしてついには、カミールもハキムに対して恋心を抱くようになっていた。手術が済めば会えなくなると知っていたため、二人の愛はさらに燃え上がった。ハキムは新しいプロジェクトに異動し、カミールは再び主席スパイとしての任務に一身を捧げることになる。だがハキムはそれ以上に、カミールの心臓を取り除くことで、彼女の人間性までをも損なってしまうのではないかという恐れを抱いていた。
それもあってカミールの手術の数日前に、ハキムは彼女に求婚し、一緒に逃げてほしいと懇願した。生まれて初めて、カミールの心は二つに引き裂かれた。
自らのビジョンの実現のためにカミールを必要としていたステヴァンは、そんな葛藤は論外だった。秘密の求婚のことを知った彼は策を練った──カミールとハキムが会っている間に、自分自身が襲撃を受けたように見せかけることにしたのだ。傷だらけで血まみれになった弟の姿を見たカミールは、自分がぼんやりしているとどういうことになるのか思い知った。
ハキムはカミールを説得しようとしたが、カミールは聞き入れなかった。彼女は「一族のため、我は捧ぐ」と心に決めた。カミールはハキムとの関係を終わりにし、予定通り手術を行うよう要求した。
拡張手術を安全に施せるのはハキムしかいなかったため、彼はカミールの心臓を摘出し、ヘクステックの心臓と入れ替えた。それが終わるとハキムは職を辞した。カミールが目覚めた時には、彼女がハキムと会っていた研究室は空き部屋になっていた。
カミールは仕事に没頭した。彼女は両脚のブレードや腰のフックショットを含む、様々なヘクステック式身体改造を繰り返した。今の彼女に、本来の彼女である部分はどの程度残っているのか疑問を抱く者たちもいた。フェロス一族が権力と富を増していくにつれ、カミールの任務はますます暗く危険なものになっていった。
ヘクステックの人工心臓のおかげで彼女は老いることがなかったが、弟は年々老いていった。ステヴァンの身体は衰弱していたが、彼は一族の当主としての地位を決して手放そうとはしなかった。
やがてカミールはステヴァンの裏切りの重大さを知り、彼の陰謀はもはや一族のためにならないことに気が付いた。その瞬間、彼女は弟に対して抱いていた最後の情けを捨て去った。
カミールは現在、お気に入りの又姪を一族の当主に据え、彼女を通じて一族の公務と後ろ暗い活動を仕切っている。難解な問題の解決者であるカミールは、自らの超人的な変貌と、それがもたらす非情なまでの判断力を享受している──しかし、そのヘクステック式の心臓の中で響く奇妙で悲しげな機械音は、これから起こる厄介な出来事の前兆なのかもしれない。
だがカミールが休息に甘んじることはない。彼女に活力を与えるのは、精緻を極めた産業スパイ活動、淹れたてのお茶、そして灰色の靄の中をゆっくりと散歩することである。
カミールの物語公式サイト
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