リーグ・オブ・レジェンド(League of Legends)に登場する、「ヴェイン」のストーリーや種族、他のキャラとの関係などをまとめました。
・ヴェインのスキルや相性、使い方はこちら
ヴェイン-Vayne

ナイトハンター
| 本名 | シャウナ・ヴェイン |
| 種族 | 人間 |
| 性別 | 女性 |
| 生まれ | |
| 現在の地域 |
デマーシアのキャラクター
夜の復讐者

デマーシアの名家に生まれたシャウナは、幼い頃までは優しい両親とぜいたくな暮らしを送っていました。
ところがある夜、“
青い肌をした女の姿の悪魔”が屋敷に侵入し、両親を嬲り殺しにします。クローゼットに隠れていた少女は助かったものの、絶叫と血の匂いが心に深い傷を残しました。
復讐者へ
家門を継いだシャウナは社交界を捨て、魔術研究家や狩人を買収し「魔物狩り」の英知を学びます。
- 悪魔を貫く銀と聖水の製法
- 血痕を追跡する夜目と気配の断ち方
- 拷問を受けても声ひとつ上げない精神鍛錬

鍛錬を重ねた彼女は、両親の墓前で「怪物どもに安息の夜は与えない」と誓い、“ヴェイン”という狩人名で闇に消えました。以後はデマーシアの禁術取締を無視し、各地で魔女・邪霊・狼男を葬っていきます。

永遠の標的――“悦楽と苦痛の悪魔”
ヴェインが最も執着する標的は、両親を殺した悪魔――
イブリンです。彼女はヴェインをわざと生かし、憎悪を糧に育った“獲物”を眺めて楽しんでいます。
他のキャラクターとの関係
イブリン

ヴェインの両親を殺した張本人です。ヴェインは彼女を殺すために憎悪に満ちており、イブリンは楽しんでいます。
グレイブス

グレイブスは元「光の番人」であり、しぶしぶタッグをしていました。そして友人となりました。
アクシャン、セナ、グウェン、ルシアン




ヴィエゴの軍を抑えるため一緒に戦いました。
ヴェイン-キャラクター
シャウナ・ヴェインはデマーシアの無慈悲な怪物ハンターであり、自分の家族を殺した悪魔を見つけ出して殺すことに生涯をささげている。前腕部搭載式のクロスボウと復讐に燃える心を武器にする彼女だが、心からの喜びを感じることができるのは、影の中から銀の矢を飛ばして闇の魔術の使い手や、その不浄なる創造物を殺した時だけだ。
ストーリー
シャウナ・ヴェインは、自分の家族を殺した悪魔を追い、殺すことを誓った無慈悲な狩人である。前腕部搭載式のクロスボウと復讐に燃える心を武器に、闇の魔術の使い手や、その不浄なる創造物を殺した時にだけ、彼女は心からの喜びを感じることができるのだ。
ヴェインはデマーシアの裕福な両親の一人娘として何不自由なく育てられた。子供時代はもっぱら一人でできる遊び——読書、音楽鑑賞、そして屋敷の庭で見つけた様々な虫のコレクションをして過ごしていた。両親は若い頃ルーンテラ中を旅してまわっていたが、シャウナの誕生を機に居を構えた。デマーシアを選んだのは、彼らが見てきた他のどんな地よりもデマーシア人が互いを気に掛けていたからだった。
16歳の誕生日の少し後、夏至の宴から帰宅したヴェインは生涯忘れることのない光景を目にした。
言葉を失うほど美しい角の生えた女性が、彼女の両親の血まみれの死体の前に立っていたのだ。
その異様な光景と湧き上がる恐怖から、ヴェインは絶叫した。悪魔は少女を見下ろして、恐ろしい、そして妖艶な笑みを浮かべてから姿を消した。
ヴェインが母の目を覆う血まみれの髪を引きはがそうとする間、悪魔のあの呪わしい笑みが彼女の意識の中で膨れ上がり、心を食い荒らしていった。震えながら父の瞼を閉じさせる——その口は恐怖と混迷の最期の瞬間に凍り付き、ぽかんと開いたままだ——その間も悪魔の笑みは彼女の心を蝕んでいった。
その先一生、ヴェインの全身に憎しみを駆け巡らせる——それは、そんな笑みだった。
ヴェインは何があったかを説明したが、それを本気で信じる者は誰もいなかった。この世界の中でも、厳重な防備と耐魔法で守られた他ならぬデマーシア王国で悪魔が自由に動き回っているなどとは、とても考えられることではなかったのだ。
それでもヴェインには判っていた。あの妖術師の悪魔の笑みは、再び襲い来る、と語っていた。たとえデマーシアの高い壁でも、小さなヒビから闇の魔術が忍び込んでくるのを防ぎ切ることは適わない。巧みに姿を変えているのか、それとも暗い物陰に身を潜めているのか——いずれにせよ、それはこの街のどこかに在るのだと、ヴェインには判っていた。
そして彼女はもう、怯える心など投げ捨てていた。
ヴェインには憎しみで膨れ上がった心と小規模な軍隊を動員できる資金があったものの、彼女の向かう先まで付き従おうという軍隊など有りはしなかった。他人など期待できないと悟ったヴェインは、闇の魔術について全てを学ぼうとした——それを追う術を。それを止める技を。それを使う者の殺し方を。
師が必要だった。
彼女の両親はかつて、氷の魔女に立ち向かった北方のアイスボーンの戦士たちの物語を聞かせてくれた。何世代にも渡り、彼らは氷の魔女の底知れぬ力と暗黒の軍勢に立ち向かって来たのだ。ヴェインには判っていた、師を見つける手がかりはそこにあると。後見人の目を盗み、彼女はフレヨルド行きの船に乗った。
北の地に到着後時を置かず、ヴェインは魔を狩る者を探し始めた。そしてその一人を見つけたのだが、その出会いは彼女が意図していた形ではなかった——凍てついた峡谷を横切る途中、ヴェインは巧妙に彫られた氷の罠に足を取られてしまった。ギザギザの結晶の縦穴の底に転がり落ちたヴェインが見上げると、罠にかかった獲物を前に舌なめずりする貪欲なアイストロールの姿があった。
直後、その巨大な青い舌がだらりと垂れ下がった——風を切って飛んできた槍がトロールの頭蓋骨を貫き、深々と脳ミソに食い込んだのだ。縦穴へと崩れ落ちていく巨体に叩き潰されるすんでのところで、ヴェインは飛びすさることができた。粘つくよだれと血の海が広がり、彼女のブーツを汚した。
ヴェインを救ったのは白髪まじりの中年の女性で、名をフレイといった。凍り付いた峡谷で弱々しくも燃え続けるキャンプファイヤーで暖を取りながら、彼女はヴェインの傷に包帯を巻いた。フレイはヴェインに語った——自分の子供たちを殺した氷の魔女の軍勢との戦いに人生を捧げている、と。ヴェインはフレイに弟子入りを懇願した。世界を蝕む闇のモノを追跡する術を学ばせて欲しいと。だがフレヨルド人は興味を示さなかった。ヴェインには上流階級の特権と金の臭いが染みついている。そのどちらも、骨身を削る戦いの中で歯を食いしばり刃を鋭く保つ役に立ちはしない。
ヴェインはフレイの答えに納得できず、決闘を挑んだ。ヴェインが勝てば、フレイはヴェインを弟子に取り、教えを授ける。もし負けたら、フレイが奇襲をかけられるように自分を氷の魔女の軍勢に対する囮として使えばいい、と。実のところヴェイン自身、勝ち目があるとは思っていなかった。これまでに戦い方を学んだ経験といえば、フェンシングのレッスンを一度きり、それも片腕を背中に回して戦うのにうんざりして途中で投げ出していたのだ。だがヴェインは後には引けなかった。フレイはヴェインの根性に免じて、彼女の目に雪を投げつけ、魔物狩りの第一のルール「正々堂々戦わない」を教授した。
ヴェインの決意の強さには、フレイも一目置かざるを得なかった。一人前の戦士へは遥か遠い道のりだが、ヴェインが汚れた雪から傷ついた体を引き起こして再び向かって来るたび、フレイは目の前の少女の中に、非情の狩人の片鱗を見た。腕は遠く及ばなくとも決して心は折れないヴェインは、もう一度だけフレイに頼み込んだ。私たちは二人とも、家族を殺されている。フレイは残りの人生を、いずれ頭を叩き潰されるまでアイストロールを狩り続けて過ごすこともできるし、ヴェインを鍛えることもできる。二人でなら魔物を二倍殺せる。二人でなら、自分たちが味わったような苦しみを背負わされる家族を二倍減らせるのだ、と。フレイはヴェインの瞳の中に、自分が何年も背負ってきたのと同じ憎しみと喪失の炎を見た。
フレイはデマーシアに帰るヴェインに同行することにした。
二人は共に南へ向かい、デマーシアの国境ではフレイに並々ならぬ変装を施して通過した。そうしてヴェインの屋敷に戻った後、二人は何年もを訓練に費やした。ヴェインの元には求婚者が列を成すほどひっきりなしに訪れたが、彼女はフレイとの訓練以外の何にも興味を示さなかった。結果として、二人はこの上なく親密になった。
フレイはヴェインに闇の魔術、召喚される魔物、不浄な呪文の基礎を伝授した。ヴェインはフレイの教えの一言一言を心に刻み込んだが、それらの邪悪な技の数々をどうやって熟知するに至ったかについて彼女が決して説明しないことが、少々気にかかっていた。
王国の勤勉な衛兵たちと反魔法の木々の存在により、デマーシアの防壁の内側では暗黒の魔物は稀なため、フレイとヴェインは夜な夜な国境の森に入り込んだ。ヴェインが初めて魔物を——旅の商人を襲う血に飢えた化け物を討ったのは、18歳のときだった。
魔物の臓物にまみれたヴェインの中で目覚めたのは、喜びだった。復讐と暴力の熱情が全身の血管を駆け巡り、彼女はその快感に酔いしれた。
それから数年、ヴェインとフレイは闇の魔物を狩り続け、一体を仕留めるごとに相手への敬意を募らせていった。やがてヴェインは、フレイを母親のように想っている自分に気づいたものの、彼女にとって家族愛という感情は苦痛という枷で蝕まれた追憶であり、その気持ちが暴発することがないように抑え込んだ。
ヴァロランを旅していたヴェインとフレイは、高地地方から流れてきた酒場の噂話で、魅惑的に美しい、角の生えた悪魔のようなモノのことを耳にした。いわく、その悪魔は活発に動き回り、自らの手足として動かすためのカルト集団を作り上げ、入信者を集めている。さらに、おびき寄せられて丘へと登って行った者たちは誰一人として戻ってこない。また、カルトの高司祭たちは崖の側に祭壇を作って悪魔の生贄の儀式の準備をしているのだ、と。ヴェインとフレイはすぐさま追跡に向かった。
二人は夜闇に紛れて丘陵地帯に入り込んだが、ヴェインは自分が集中できていないことに気づいた。師弟関係を結んで以来初めて、ヴェインはフレイのことを心配していた——今の自分にとって母に等しい存在をまたもや失ってしまうのではないか、と。その懸念を口にするより先に、悪魔の司祭が茂みから飛び出し、ヴェインの肩めがけてメイスを叩きつけた。
ヴェインは重傷を負った。フレイはほんの一瞬ためらったが、その目に固い決意を宿し、友に許しを請うと、巨大なフレヨルド狼に変身した。ショックに凍り付くヴェインの目の前で、フレイ——その獣——は、強靭な顎で素早く司祭の喉笛を食いちぎった。
事切れた司祭の死体がヴェインの足元に横たわると共に、フレイは再び人の形に戻ったが、その瞳には内なる獣の動揺の色が映っていた。フレイは語り始めた——家族の死後、私はシャーマンとなり、氷の魔女に立ち向かうために自ら呪いを背負って獣に変身できる力を手に入れた。力を得るための儀式には闇の魔術も含まれていたが、それは多くの人々を守るための犠牲で——
それ以上の言葉を許さず、ヴェインはフレイの心臓を射抜いた。フレイに対して抱いていた想いは、彼女の正体を知ったことで消え失せていた。くずおれるフレイの目には涙が浮かんだが、ヴェインは気づきもしなかった。二人の間に有った暖かな絆は、この時フレイと共に死んだのだ。
夜明けまではまだ時間が残っていた——つまり、狩りの時間はまだ終わっていないということだ。ヴェインはあの悪魔のことだけを想っていた。その甘美なる殺しの瞬間を想い、それに続く、殺しの数々を想った。ルーンテラの冥府の世界は、シャウナ・ヴェインに怯えることとなるのだ。かつて彼女が彼らに怯えていたように。
両親の死後初めて、ヴェインは微笑んだ。
ヴェインの物語公式サイト
ヴェインの物語公式サイト(他にもムービーや漫画などがあります)
・ヴェインのスキルや相性、使い方はこちら







コメント